「綺麗な不協和音」というものがこれからのボーカロイドの流行りになるのか?
最近だったか、あのBUMPファンしか読まない雑誌「ROCK'N ON JAPAN」でBUMPがインタビューを受けてた
そのときインタビュアーが「有観客ライブをしますがどうたらこうたら〜」みたいなことBUMPのボーカル担当"藤原基央"に聞いてたんだが、藤原基央は「有観客ライブなんてそんな言葉使うなんて思わなかったどうたらこうたら〜」って感じで”有観客ライブ”という言葉に藤原氏はどこか思うことがあるようだ
そりゃそうだ”ライブ”はそもそもお客さんの前で演奏することを指す言葉だろう、新型コロナという病気の感染を抑えるためお客さんを入れないライブ、つまり無観客ライブが実際のライブより多くなったため”ライブ”という言葉はお客さんが居ないところで演奏することを指す言葉になってしまったのだ、それでお客さんを入れて演奏するライブは有観客ライブというライブを知っている人からすれば変な感じになってしまった
なんか漫画とか映画で規制された物や文化の規制される前を知っているおじさんおばさんになったみたいでなんか楽しい
マスク社会になる前を知らない令和キッズたちに「マスクがない時代は良かったなんたらかんたら〜」って語る時代がくるのだろうか
前置きはこんな感じで最近自分が活動してるボーカロイドという界隈で不協和音が流行りに流行っているのだ
それはあの映画「シン・ウルトラマン」に声だけ出演している珍獣”米津玄師”の影響が大きいだろう
彼は不協和音つまり綺麗じゃない音の響きを多用する音楽性なのだ、それに憧れた米津キッズがこぞって不協和音を多用した音楽を作ってる
もとはボカロ界隈というコミュニティの中で目立つためのキャラ付け的に不協和音を使ってたような気がする
でもみんなが不協和音を多用する結果ボカロ界隈は不協和音がメジャーなコードなのだ、もうピタゴラスが見つけた綺麗な響きより汚い響きの方が多いのだ
そろそろメジャーコードや王道のぶり返しが来る気がする、そのときメジャーコードはこう呼ばれるだろう”綺麗な不協和音”だねって
自分も綺麗な不協和音を使って曲作ってます
今度の6月1日に配信します
タイトルは「海に哭く亡霊」です、よろしく